「建物状況調査」とは、既存住宅の基礎、外壁等の部位毎に生じているひび割れ、雨漏り等の劣化・不具合の有無を目視・計測等により調査するものです。調査対象部位は構造耐力上主要な部分および雨水の浸入を防止する部分で、給排水管路等を調査対象にしたオプション調査があります。建物状況調査実施後に調査結果の概要と調査チェックシート、調査の記録写真、劣化事象等の箇所をまとめた報告書を発行します。報告書は既存住宅取引の現場において活用されることを念頭に、わかりやすさに配慮して作成しています。

建物状況調査のメリット

特長 01

「既存住宅状況調査方法基準」に基づき、
建物の状況を把握できる!

国が定めた「既存住宅状況調査方法基準」に基づき、既存住宅の状況を調査します。
既存住宅の売買を仲介する仲介事業者は、媒介契約時の建物状況調査事業者の斡旋や、重要事項説明時の「建物状況調査の結果の概要の説明」などに対応できます。

特長 02

プロが第三者の立場で住宅の状況を調べてくれる!

既存住宅状況調査技術者資格を有する建築士が調査を実施します。対象住宅の売買にあたり、「建物状況調査済み」の住宅として、付加価値をプラスでき、「既存住宅はよくわからない」というネガティブなイメージや不安を抱える買主に安心をアピールできます。

特長 03

一定の基準を満たしていれば
売却・引渡後の「かし保証」も!

調査結果が一定の基準を満たした場合は、住宅のかし保証を受けることができます。引渡し後に発覚する不具合にも備えられ、売主・買主双方にとって安心な売買ができます。
※保証の引受要件を満たす住宅に限ります。また、別途保証料が必要です。

調査の流れ

実際の調査の流れは次のとおりです。

STEP 01
建物の内部を確認します

  • 室内の壁、天井等の雨漏り跡を確認
  • 1階床下点検口、各階天井点検口内の確認(戸建住宅)
  • 床、柱等で著しい傾斜の有無を確認
STEP01:建物の内部を確認します

STEP 02
[オプション]給排水管路等を確認します

  • 水栓より水やお湯を流し、給水管、給湯管、排水管に水漏れ、詰り、逆流、あふれが無いか確認
STEP02:[オプション]給排水管路等を確認します

STEP 03
建物の外部を確認します

  • コンクリート部分のクラック等を確認
  • 外壁のシーリング材やひび割れを確認
  • 屋根や軒裏を見える範囲で確認(戸建住宅)
  • バルコニーの状況を確認
  • コンクリートの非破壊検査を実施(条件に応じて実施)
STEP03:建物の外部を確認します

手続の流れ

住宅あんしん検査への申込み手続は個人間売買を仲介する宅建業者(仲介業者)に行っていただきます。建物状況調査・既存住宅個人間売買かし保証をご希望の売主や買主は、仲介業者へご依頼ください。また、既存住宅個人間売買かし保証のご利用にあたっては、保証申込みの手続が、住宅の引渡し前に完了している必要があります。また、調査の結果により補修が必要となる場合がありますので、お早めにご依頼ください。

仲介業者
事業者登録
住宅あんしん検査
受付
ID/PW発行
仲介業者
調査申込
住宅あんしん検査
調査実施
仲介業者
調査結果確認

建物状況調査および引渡後の既存住宅個人間売買かし保証にかかわる主な手続の流れは次の図のとおりです。
※買主への引渡前に必要な補修ができない場合、引渡後6ヶ月以内に補修等の手続を完了することで、その後のかし保証を受けられる場合があります。詳しくは住宅あんしん検査にご照会ください。

建物状況調査および引渡後の既存住宅個人間売買かし保証にかかわる主な手続の流れ

※図をクリックすると大きく表示されます。

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