建物状況調査・かし保証

どんな人が調査をしますか?

既存住宅状況調査技術者(建築士)が調査を実施します。既存住宅状況調査技術者とは、国土交通大臣の登録を受けた「既存住宅状況調査技術者講習」を修了した建築士をいいます。

調査の結果はどのように確認できますか?

調査終了後、調査結果の概要と調査チェックシート、調査の記録写真、劣化事象等の箇所をまとめた建物状況調査報告書を作成し、提供します。

現在、居住中の住宅であっても、建物状況調査は実施できますか?

できます。具体的な調査方法や調査部位は、予め住宅あんしん検査にご相談ください。

建物状況調査結果に有効期限はありますか?

対象住宅の売買における重要事項説明の対象となる建物状況調査は、調査を実施してから1年(RC造またはSRC造の共同住宅は2年)以内のものです。

建物状況調査の対象となる住宅とはどのような住宅ですか?

人の居住の用に供する家屋等です。なお、建物状況調査の対象となる住宅は「既存住宅」(新築住宅以外の住宅)に限られます。

宅地建物取引業者が売主である住宅も既存住宅個人間売買瑕疵保証に申込みできますか?

できません。宅地建物取引業者が売主である住宅は、住宅あんしん保証が引受ける「あんしん既存住宅売買瑕疵保険」をご検討ください。この保険では売主である宅地建物取引業者が保険契約者=被保険者となります。

保証の対象に該当すると思われる不具合を発見した場合、どこに連絡すればいいですか?

住宅あんしん検査にご連絡ください。
○ご連絡先:平日(月~金)9:00~17:30
住宅あんしん検査
☎03-6824-9444

住宅の引渡し後でも既存住宅個人間売買瑕疵保証に申込みできますか?

引渡し後に保証申込みはできません。必ず、引渡し前にお申込みください。

住宅あんしん検査の提供する「既存住宅個人間売買瑕疵保証」の保証の対象となる部分は、住宅あんしん保証の提供する中古住宅向けのかし保険のそれとは異なりますか?

保証の対象となる部分は、住宅あんしん保証のあんしん既存住宅個人間売買瑕疵保険と同じです。

建物状況調査はどれくらいの時間がかかりますか?

戸建住宅の場合は1時間~2時間程度、共同住宅の住戸型の場合には1時間ほど要します。

買主等の個人のお客様から建物状況調査の申込みはできますか?

個人のお客様からの申込みは受け付けておりません。仲介事業者からお申し込みいただきます。

建物状況調査報告書は調査実施後どのくらいで届きますか?

調査実施後、1週間から10日程度でメールにてご案内します。

建物状況調査実施後、指摘箇所のご案内が届きました。既存住宅個人間売買瑕疵保証に加入するためには再検査を行う必要がありますか?

指摘箇所の状況や程度によっては再検査の実施をお願いする場合がありますが、それ以外は、是正後の写真と状況のご説明にて確認の上、既存住宅個人間売買瑕疵保証のご加入可否を判断させていただきます。

建物状況調査で指摘があった箇所は、引渡し後の補修でも既存住宅個人間売買瑕疵保証に加入できますか?

既存住宅個人間売買瑕疵保証にご加入いただくためには、原則として引渡前に指摘箇所の是正(補修等)を行い、住宅あんしん検査の確認を行う必要があります。
なお、「引渡後修補型あとから瑕疵保証特約」を付帯してお申込みを受けることで、指摘事項の是正を引渡後に行い、瑕疵保証をご利用いただくことが可能な場合があります。この場合、引渡日から原則として6か月以内に補修を完了し、必要な検査・確認を受けることで、その後の補償(かし保証)を受けることができます。詳細はお問い合わせください。

仲介業者として住宅あんしん検査に建物状況調査の申込みをしましたが、買主などの個人のお客様に請求をお願いしています。具体的な支払い方法はどのようになりますか?

調査報告書の提供から約10日程度で、お支払いいただく予定のお客様(買主等)宛に払込票つきのご請求書を直接お送りします。払込票をコンビニエンスストア等に持参いただき期限までにお支払いいただきます。

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